21.4km of 42.195km
境港妖怪ステーションＡＳ
雨あがる
そういうボランティアたちに力をもらい、境港市に入るころには、あれだけ降っていた雨も上がっていた。基本的にはＡＳには小まめに寄ることにしている。基本的には歩かない、休むのはＡＳだけという方針で走っているので、休憩できるＡＳは大事だ。しかし、ちょっと余裕があったので、このＡＳは寄らずに、復路に寄ることにする。
折り返し
境港妖怪ステーションASを出て、すぐに何時かを報せるメロディが流れてきた。何時だろ？たまたま近くにいた人に尋ねる。あっちは立派な時計をしているのになぜわざわざ聞くのかと思ったかも知れないが、この一見立派に見える時計は今はアベレージスピードや現在のペースやらのややこしい値を表示していて、もっとも原始的な今の時間は人に聞くしかなかったんだ。いや、実はちょっとした操作で表示が可能なんだけど、それに気付いたのはずっと後の話だ。ともあれ、返事は18:00。グッと内心ガッツポーズ。もう大丈夫だ。残り3時間半で20kmちょっと。ジャパンで最後まで完走できるかどうか自信が無かったことを思うと、夢のような余裕がある。
Run3
