食事は金曜日からカーボローディングモード。バカのひとつ覚えでまたもやカルボナーラ。いや、好きなんです。 私が死刑囚になったとして、最後の食事に何を頼むかとなるとこれを所望する可能盛大。
さて、3月の第一日曜日。例年ならオーストラリアでFomula Oneの決勝レースが行われる。しかも、オーストラリアだから
時差がほとんどない。せっかく生中継で見れるのに(もちろん私はフジテレビのCS放送を受信している)、毎年
録画している。しかし、今年はコモンウェルズだかなんだかコモンウェールス・ゲームの影響で開幕戦はトルコバーレーンでしかも次週以降(正確には知らない)
となっている。F1のことは気にしなくていい。
天気は晴れ、快晴といって良い。おかしい。こんなの三浦マラソンじゃない。
7:30に部屋を出る。会場まではウォームアップをかねて歩いていく。京急の4駅分、1時間少々かな。部屋でゼッケンを つけ、ランニングパンツも履いてすぐに走れる格好にした上に、スエットパンツとダッフルコートを着込んで出発。 半分ほど歩いたところで、誤算に気づく。暖かい、というより暑い。会場に着くちょっと前には額から汗が垂れるほど。
上着を取ってランニングの格好になる。寒くない。風も吹いていない。こんなの三浦マラソンじゃない。
軽くアップをしていたら虎吉さんから連絡。今到着した由。天気がよかったので自転車でトレーニングがてら応援して くれるという。実はエントリーするつもりでいたのに気がついたら締め切っていたという間抜けなことをしたため 応援するしかないというのはここだけの秘密だ。
やる気に満ちているわけじゃないけど、体調はそんなに悪くない。「1'45"切りを目標に」といったとたん「無理だね」 と虎吉さん。「いや、それはできればで1'50"を目標に、調子がよかったら1'45"を・・・」といったら、「それも無理だね」 とにべもない。 「だって、館山のハーフが・・・」と反論するが、もともとムードで決めた目標だ、説得力無。
-->再び宮川の三叉路に戻ってきて、ようやくコースが広くなる。実際にはそのちょっと手前から対向車線で最終走者が 走り終わって、パイロンを広げ始めたんだけど、・・・宮川大橋をすぎたところに給水ポイント。
給水所は宮川公園のところにある。風車があるところだ。そこから毘沙門湾に下る。下り坂の途中に13km地点がある。 手元の計測で1:11'22"0。中間地点からこの辺まではほぼフラットだからkm、悪くても5'30"ペース(10.9km/h)。たいていは 5'20"ペース(11.3km/h)。たしかに、ちらちらとSPEEDを見ていると11.3km/hを示していることが多かった。
下り坂では、自然とペースがあがる。昨年まではそのあとのリバウンドが怖 くってペースを抑え気味にしていたけど、今では重力に任せている。と、後ろ から声がかかる。昨年のトライアスロンキャンプで知り合ったN谷さんだ。「後 ろからでもすぐにわかりましたよ」・・・褒められているのか?「こんなとこ ろにいていいんですか?」「いやぁ、最近練習してなくて」と言う言葉を残し、 さっさと先に行ってしまう。言葉とは裏腹に速いんですけど。
毘沙門湾から少し上って、14km地点。それを過ぎると毘沙門トンネルがある。入る。パタパタとランナーの足音だけが こだまする不思議な空間だ。出口は光があふれている。そこを目指す。
トンネルをぬけたらそこは雪国になっていたらびっくりするだろうな。軽い下り坂で、江奈湾に向かう。
11km | 5'30" |
12km | 5'24" |
13km | 5'20" |
14km | 5'02" |
15km | 5'00" |
剣崎小の横を抜けて、後半最大の坂がある。三浦マラソンのコースガイドでは最大の難所と書かれたこともあった。 その松輪の上り。標高1.1mから一気に42.4mまで、標高差41.3mを駆け上がる。その距離1.052km。ここまで17kmも走っている。 疲れているし、距離もちょっとあって、私の足で6'12"。結構まわりのランナーの中には歩いている人もいる。
坂を上り終わったら、今度は下りの坂になる。小浜坂をどぉっと下る。この坂を含む1kmラップは4'52"(12.3km/h)。レースを通じて5分を切ったのはここと、ラストだけ。この小浜坂を上るんじゃなくてよかったなと思うほどの下り。もっとも10kmのランナーは上り/下りしているんだけどね。
16km | 5'32" |
17km | 5'52" |
18km | 4'52" |
19km | 5'18" |
20km | 5'08" |
21km | 4'42" |
金田湾沿いの道を北上する。南下浦小の坂を上ったところで、ラストスパートをかける。既に1:45'はとっくに超えていた。1:50'も まず無理だろう。それでも、最後のあがきというのをやってみる。最後の直線に入るが、わずかに道が曲がっているため、ゴールは なかなか見えてこない。見えた。ゴール。1:53'19"。1638位/4482名
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