大島トライアスロン大会(run)

何秒ペースかは知らん・・・ただ、
「みんなを追い上げているペース」だ!
秋月竜二<いいひと。>
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バイクパンツを脱いで、トランクス、短パンをはき、シューズをランシューズに履き替える。軽く屈伸をして、チェックポイントに向かう。奥に見える白いテントがバイク〜ランのチェックポイント。スイム〜バイクとバイク〜ランのトランジションエリアで消費されるタイムはすべてバイクの時間で勘定される。

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トランジションエリアの横を抜けてランコースに向かう。マーシャルのおじさんに行ってきますと声をかける。しかし、レースが終わるまでもうここに戻ってくることはない。そうする間にも続々と(というほど多くはないが)バイクを終えた選手が戻ってくる(えへへ、まだ後ろにいたんだぁ)。

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ゴール地点を横目に見ながら、海沿いの行って帰ってくる周回コースに入る。ゴール付近には応援者がたくさんいる。

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そして、すでに競技を終えた選手も応援に回っている。

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知り合いにも声をかけられる。知っている人はなぜか正面に捕らえられない

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沿道で手を降って応援してくれる人。カメラを向けたらちょっとびっくりしていた。応援ありがとう。

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最初は押さえ気味に行くつもりだったけど、自然にペースが上がり、前の人を抜く、また抜く。
足下に1.5kmの表示がある。その付近からおなじみの膝の痛みがやってきた。軽いペダルを回したつもりだけど、乳酸が溜まってしまったようだ。この前負荷心電図を採ったときに医者にこの膝の痛みのことを相談すると、どうも、故障ではなく、乳酸が溜まったことによる筋肉痛らしい。採るべき方法はふたつ。我慢して、根性で走りきるか、ペースを落として乳酸をウォッシュアウトしつつ、宥めながら走るか。前者の方法をとる根性は既に昨年の新島においてきた。よって事実上選択の余地はなく後者の方法をとる。
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というのも、歩いてもそんなに変わらないんじゃないかと思える速さでも、それでも歩くのと走るのとは違いが大きい。そのことを昨年の大島で歩いた私は思い知っている。
そうこうするうちに、ランでいちばんの難所がみえてきた。

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難所といっても、それはとばしている人の話。私のようにペースを落として走っている分には、足を右と左に交互に前に出していくだけだ。

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いつのまにかてっぺんにきて、今度は下りに注意という表示がある。

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新島トライアスロン二枚目トップにして、自称なんちゃってトライアスリートで、なんちゃってボディボーダー、そしてなんちゃって板前の荒田さんとすれ違う。カメラを向けると振り返ってポーズをとってくれる。元気。私のことをレース後の飲み会だけを楽しみにしていると思っている人も多いが(それを否定はしないけど)、荒田さんも一升瓶をレース後の飲み会のために持ってきている。

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エイドステーションがある。過去のトライアスロンでは走りながら水分を採っていたが、ペース調整の意味から水を受け取ってからは歩いて、水を飲み、コップを返してからまた走り始める。こうすると自然に上がりかかってきたペースを落とすことができる。

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なだらかな上り坂。

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あっ、有賀さんだ。元気に手を振る。ずいぶん離されたな。

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折り返し地点が見えてきた

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折り返し地点。

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着実なペースで走る。遅いけど、でも、確実に追い上げているペースだ。

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ほら、さっきまで小さかった人がこんなに大きくなっている。

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また抜く。帰りになるとエイドステーションのひとつが店じまいしている。最後のエイドステーションもテントは畳んでいたけど、水は配っていた。

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最後は少しペースを上げる。ゴールが見えてきた。その前からMCの声は聞こえていたんだけど、最後にならないとゴールは見えない。

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ゴール。ランのタイムは59'07"。ランのみの順序は完走289人中241位。総合タイムは3:10'22。総合順位260位。

もう一度bike編↔おしまいtop