第19回 国際青島太平洋マラソン大会

2005年12月11日

[序章] [前日] [スタートまで] [スタート〜折り返し] [折り返し〜ゴール]

スタート〜折り返し

定刻の9:00にスタート。もちろんすぐには動かない。スタートラインを超えたのは2分26秒後。

スタートラインを超えてもしばらくは人混みの中を縫うように走る。ももんがひめさんがリード。それを追いかけるように付いていく。

昨年の荒川では、この渋滞を縫うときにペースを上げたり落としたり、散々不規則に走ってしまった。それが後半の失速を呼んだと思っている。ドク=コーネルも言っている。

いつだってランナーをつぶすのはペースなんだ。決して距離じゃない

『遥かなるセントラルパーク』(トム・マクナブ)

だから、自重して、ペースを一定に保つのを心がける。

運動公園敷地から一般道に出る。バイパスへの上りまでは混んでいたが、バイパスに出ると窮屈さは無くなった。ひめは道路の左側を選んでいたようだけど、私は中央よりに進路を変える。しばらくしたら、ひめ夫妻の姿を見ることはなくなった。

国道220号線の宮崎南バイパスから宮崎ICのループを回って一ツ葉有料道路に入る。

噂と言うか、ランナーズのホームページでこの大会の評価に“高校生の声援がありがたい”という文面があった。確かにいっぱいいる。ホントに励みになる。

赤江ICを抜けて、大淀川にかかる一ツ葉大橋を渡る。ニュースで宮崎の映像が出るときはたいていこの川が写るという宮崎の顔ともいえる川が大淀川だ。ナービーでは川があふれそうになった(あれ、あふれたんだっけ?)映像が流れたことも記憶に新しい。あの直後水道は色が変わったそうだし、現在もうっすらと色が残っている(らしい)。

一ツ葉大橋を渡り終えると市街地の中を走る。右に曲がり、宮崎海洋高を左に見て進む。ちっちゃな太鼓を叩いて応援してくれる人がいる。

宮崎海洋高をすぎたらすぐに左に曲がり、このまままっすぐ。再び一ツ葉有料道路になる。

左に曲がってすぐに折り返してきたトップランナーとすれ違う。15km付近かな。少し遅れて伴走のゼッケンをつけた人がやってくる。ハーフだろうか?フルだろうか?むちゃくちゃ速い。この大会は第14回国際視覚障害者マラソン大会というのも同時開催されている。そういうわけで、昨日の宮崎空港もやたら白い杖を見かけたけど、このスピードで走るなんて伴走者も大変だ。

そうかと思えば、このようにペアでサンタの格好をしている視覚障害者/伴走者もいる。

一ツ葉有料道路でも高校生の応援/ボランティアはいっぱいいる。元気をもらう

林のむこうにホテルが見えてくる。ということはその下はフェニックスカントリークラブだな。つい最近タイガー・ウッズがきたところだ(よね?)