舞台は三浦市。
天気は快晴。意外なことに風もほとんど無い。これはホントに意外。三浦マラソンといえば荒れるというのが定説。私の経験でも2001年は土砂降りの中でスタートしたし、2002年は確か風が凄かった。昨年は前日が凄い土砂降りで心配されたが、当日は晴れ上がって、無事に開催された。
今年も前日はとんでもない風が吹いていた。しかし、それが嘘のように風もほとんど無い。もちろん海岸だから、海風はいくらか吹いている。しかし、例年に比べると無きに等しい。
いよいよ見えてきた、本日の舞台。自宅からウォーミングアップをかねて歩いている。今日走る舞台を眺めながらスタート地点に近づく。
スタート/ゴールの会場。開会式、表彰式などが行われる。色々なブースが出ている。この会場についたのはスタート1時間前。今年で4回目だけど、レース前にいろんなブースを見るのは初めて。大会スポンサーのPUMAは大きなブースを用意して、イベントをしている。筋肉番付で有名になったあれこれ。で、ふらっと寄ってみて、今年の新製品(PUMAコンプリート アエロ 予価\9,500)を履いて走ることにした(つまり、トライオンキャンペーンで借りたシューズを履いてレースをしてみたってことだな)。考えてみたらえらく大胆なことだな。あとになってみたら、この時の写真は何も無し。シューズの写真とかブースの写真とか撮っとくんだったなぁ
そして、三浦マラソンを三浦マラソンたらしめている記念品。大根。
参加記念のTシャツ引換所。このデザインは毎年なかなか良い。まぁスポンサーロゴがごてごてついているのはいただけないが、
参加者名簿は今年も新聞形式の安っぽいヤツ。一度、ハンドブック形式の立派な
ものがあった(確か2002年の大会)けど、それだと予算がかかるんだろうなぁ
試食の大根の煮物を出しているブース。他にも三浦の地場産の海産物を売っているブースがある。
こちらはおしるこ。無料。受け取って、ホクホク。
記録証発行所。ゴールしたら即発行可能となっている。スピードが要求されるせいか、揃っているプリンタはCANNON製。
ここそこでアップしている人がいる。
スタートの時間が近づく。
1時間40分台のランナー(だと思う)あたりに混ざり、自分の場所を確保し、スタートを待つ。
スタート!
でも、なかなか進まない。
スタート地点を越えても、まだ集団の中をゆっくりと進む。
スタートから1kmの地点、ここに少し勾配がある。道のずっと先まで人込が見えるのは道が少し上っているから。
しばらく海沿いの道を走る。見えないけど、ここの左側は海。この三浦霊園の看板が見えたらそろそろ山側に曲がる。この少し先で海沿いの道から山側へ曲がる。道には応援の人が、いっぱい。
右の先の方に三浦霊園が見えてくる。前半の山場が近づく。
前半の中で一番きつい上り坂。先の方に屋根が見えるけど、それが頂点じゃない。そこからまたさらに登る。悪意があるとしか思えない、コースレイアウト。
三浦霊園からいっぺん下り、また上りがある。これも結構きつい。
5km地点の手前で、すでにガス欠の症状が。これでこの後大丈夫か?
5.5km地点。岩堂山のふもとのなだらかな下り。先の方には宮川公園の風車が見える。
ペースを少し落としたせいか、ガス欠状態は収まる。
6kmの給水所のちょっと先で、猿発見。
給水所を過ぎたところで、折り返してきた先頭ランナーとすれ違う。はええ。
でも、昨年はたぶん、先頭ランナーとすれ違うことすらできなかったから、私もちょっと早いかも。
左端にちょこっとこちら向きに写っているのは、折り返してきたトップグループの選手。6位くらいだと思う。ピンクの看護婦のコスプレをしているのがわかるかな?この人は、昨年はウエディングドレスで走っていた人だと思う。
城ケ島で折り返して、戻りの城ケ島大橋上。まだ対面するグループが結構多い。ひょっとしていいペースなんだろうか。
12km地点付近から右膝が痛み出す。ちょっと早い。大きくペースダウン。
宮川大橋〜宮川公園と走り、写真は毘沙門湾への下り坂。
毘沙門湾にそった海沿いの道を走り、そこから毘沙門トンネルへ上り坂を上り、そこからまた下って、江奈湾の干潟沿いに進み、また上り、剣崎のループ状の上り坂を上る。この坂は
コース最大の難所と紹介されていることが多いが、個人的には三浦霊園の中の方がきついと思っている。この辺では、右膝と、右足首が最後まで持つのかが最大の心配事。当然ペースは落とせるまで落としている。そのせいか、ボコボコ抜かれる。もうはっきりとペースが違う。
松葉のガソリンスタンドで上り坂は終わり。今度はいきなり急勾配の下り坂。10kmレースはこれを上るんだから、ご苦労さま。通称小浜坂。先に広がるのは金田湾。その先には見えるのはゴールの付近かな?
で、途中を大きく省略して、ゴール地点。あぁ、時間が2時間を越えそうだ。
ゴール!時間は・・・あぁ、電光掲示の時計は2時間を越えている。しかし手元の時計は1時間59分・・・
記録証を受け取りに行く。
公式タイム・・・1:59:51
ネットタイム・・1:58:36
何とか2時間台の屈辱は免れた(あと9秒・・・)