第18回スリーエフカップ日米親善トライアスロン大会

Swim:400m Bike:20km Run:5km

今年は昨年とうってかわって酷暑となった。日米親善の日を除いては。東京では7月6日から始まった連続真夏日は前日の8月14日に40日に達していた。そして翌日8月16日から5日連続で再び真夏日を記録する事になる。

トライアスロンも5年目となると知り合いが増殖している。e-TRIからは私、森まを始め、みきさん、jinさん、そしてe-TRI海老名支部 Orange One なんちゃってトライアスロンチーム(って、勝手に支部にしちゃっていいのかな?)のixyさん、fiftyさん、Carvetさん、松本さん、偽モッティさん、ナオミさんと大量参加をみた。

しかし、よりにもよって前日までの酷暑はどこに行ったのかという寒さ。新聞記事によると10月中旬の気候だったとか。別に41日連続真夏日でも一向にこちらはかまわなかったのに、何の因果か、・・・思えば、アメリカの911以来日米親善はからっと晴れたことがない。アフガンとか、イラクとかに喧嘩を売っているからアラーの神が怒って・・・おっと危険な方向に。

とにかく、スタートを待つプールサイドが寒かった。気温18℃、水温28℃。ようやく水に浸かったときは思わず「あったけぇ〜」と叫んでしまったくらい。ライフガードのボランティアのお兄さん、お姉さんに心から同情する。

さて、swimは絶好調。とは言ってもタイム的には5年前の初日米と全く同じで7'49"。せめて6分台に入れないと、かつての競泳選手だった過去が泣くというものだが、それでも、完走(完泳?)者721名中170位という順位は上位1/4(24%)に入っている。過去4回のswimでは、後ろから来た速い人一人や二人には抜かれたもんだが、今回は全く抜かれることなく、抜く一方でswimをフィニッシュ。

トランジションまではその位置をキープできる。懸案のトランジション。何が問題かというと駐車場にバイクラックが並べてあるのだけど、それが石だらけで走ると痛い。途中までは緑のカーペットが敷いてあるけど、そのカーペットがバイクのところまで伸びているわけではない。慣れている人はサンダルなどをカーペットの脇に用意してある。しかし、今年は配置がよく、プールから続くグリーンカーペットのすぐ側にバイクが置いてある。トランジションエリアの石に悩まされずにすむのはありがたい。GPSのスイッチを入れたあとで、靴下、バイクシューズを履き、Tシャツ、ゼッケンを装着。下は水着のまま。バイクにデジカメを装着して、ヘルメットを被って、バイクスタート。トランジションでそんなに順位は下げなかった。

いつものように撮影しながら、バイクを漕ぐ。ケイデンスは80〜100。速度は30km/h平均(ちょっとそれより遅いかな)。要所要所でシャッターを押す。その何回目かのときにシャッターを押したらカメラが落ちていった。今回初めて投入した自慢の治具がポッキリ折れてしまったんだ。数秒迷ったあと、カメラを回収するためにバイクを止め、走って、デジカメを回収。no10key2さんを笑えない。―しかし、帰って再生したけど、壊れたせいか再生できなかった―

そんなアクシデントはあったけど、とりあえず快調にバイクは走る。ときどき抜いて、たくさん抜かれて、昨年の轍は踏まないように1周終了するごとに走行距離を確かめて、きっちり5周。結果は過去最高の45'55"。とはいっても過去最高のタイムは2年目にMTBで出した46'28"だから、20kmで30秒しか速くなっていない。このタイムは完走714台中495番目(69%)。やっぱり遅め。

きっちり5周を走り終えてのrunに入る前にrun用のGPSの電源を入れる。しかし、こいつが衛星をなかなか補足してくれない。業を煮やして途中でrunスタート。

走り始めたら、目の前にオレンジ色のキャップ、オレンジのシャツを着た人が走っている。そんな格好をするヤツがCarvetさんの他にもいるんだぁ・・・と思い抜きながらその人の顔を見てみるとCarvetさん、その人だった。Carvetさんは湘南遠泳に出場するため日米はパスすると聞いていたんだけど、結局両方出たそうだ。さすがに連日の競技は苦しかったらしく、足に痙攣が走りすぐにスローダウン。

振り返った後の話になるけど、結局このデジカメを使うのはこの大会が最後になった。いや、いいデジカメだったんだけどね。何よりも軽いし、小さい。この点に関しては現在に至るまでこれを越えるというか、これより小さいカメラは使っていないな。power switchもON/OFFがはっきりしていて、分かりやすい。難点は、画質が今ひとつもふたつも・・・。露出に何秒かかっているんだという画が写る。いや、それはそれで意図したものならば味になるんだけど、否応無しにこの画だとちょっと辛いかな。あとは、EXIFがないってのも惜しいところ。このあとPENTAX OptioW43に出会い、以後はPentaxを重用する事になる。

話は競技に戻り、私は特に気になる所もなく、余裕で周回を重ねる。周回を重ねて、途中では左の写真で左側の周回に向かい、最後は右のコースをとり、右折して、ゴールに向かう事になる。

最後はちょっとスパートじみたものも入れてみて、22'40"でフィニッシュ。過去4回は23秒台だったので初の22秒台。全体の位置は完走713名中313位(44%)と、これまた過去のベストリザルト。トータルでも、713名中392位(55%)といままでのベストリザルト(2年目の1182名中674位―57%)を更新。あともう少し何かをがんばれば、半分より前に行ける。

いつもは寂しく独り会場をあとにしていたが、今年は海老名グループに混ぜてもらって打ち上げ。

まぁ、個人的には過去ベストという成績、みきさんより先着できたと言う満足感が収穫だった。

2004年