第17回スリーエフカップ日米親善トライアスロン大会
Bike:20km
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さあ、いよいよ、今年目玉のバイクだ。
GPSの電源は入れていたが、サイクルコンピュータのスタートボタンは押してなかった。自転車に乗ったときに気づいて押す。表示はケイデンス。だいたい90〜100をキープ。スピードは30km付近、唯一の上り坂では 20kmに落ちる。GPSの表示は地図。うっかりしていて縮尺は大きいまま。相模原市の真ん中で方向を示す矢印がぐるぐると廻るだけの表示だった。
2周目にふと不安になりGPSのメインメニューを操作する。やっぱり。トラックログの取得が止まったままだった。あわててトラックログのスイッチをオンにする。しかし、この操作を行ったのが、よりにもよって速度が一番落ちる上り坂のところ。
3周目、隣のバイクのあんちゃんが聞いてきた。「バイクって何周でしたっけ?」反射的に「5周です」と正直に教えてしまった。「7周です」とか「3周です」とか教えれば面白かったかもと思いついたのはずいぶん後のこと。ま、いらぬ恨みをかってしまうよりはマシか。
しかし、シャーシは新しくしたもののエンジンは旧式のままだけに、面白いくらいに抜かれる。まぁ、抜いていくのがほとんどロードレーサーのバリバリ系なのが救いかな。そうそう、昨年までは考えもしなかったけど、MTBはずいぶん抜かせてもらった。昨年までの私を抜いた人の気持ちが少しわかったかな。こうなってみるとロードレーサーとMTBの間にはずいぶん差があるような気がする。
4周目、そろそろ残りの距離を気にしたほうがいいかなと思ってサイクルコンピュータの表示をトリップメータにする。目を疑う。14kmちょっとしか進んでいない。20kmを5周で周回するので1周4km見当だから16km近くになっているはずなのに(この時点ではサイクルコンピュータをスタートしたのがちょっと遅かったことはすっかり忘れてしまっている)。しかも微妙な数値。3周なら 12km程度だけどそれには多すぎる。サイクルコンピュータの誤差か?
(おそらく)5周目。トリップメーターの表示は18km。ひょっとしてまだ4周目なのか?ゴールへの分岐は目の前。ちょっと悩んで、規定集回数を満たさずに失格になるよりはと周回の方にバイクを向ける。
(たぶん)6周目。最終的にトリップメーターの表示は22km。これは6周したな。トリップメーターの表示が20kmを超えたあたりで少しやる気が削がれた。
ところが、結果を見てみると、悩ましい。'00〜'02はMTBのタイムで'03はロードレーサーのタイムだけど、あんまり変わらない。
'00 | 49'15" |
'01 | 46'28" |
'02 | 50'40" |
'03 | 51'25" |
ロードレーサーで出したタイムが一番悪いけど、その引っ掛かりを除けば、調子が良く思えたスイムでも過去最低のタイムだった。
例年ならこの5周か6周かは、そのまま疑惑のまま終わっていたが、幸い今年はGPSのトラックログがある。途中からしか取っていないが、1周丸々取っていない周回があることは確か。そのことを考え合わせてログを調べてみると…やっぱり6周走ってました(涙)。3周目が7'21"、4〜5周目は7'30"、6周目はちょっとがっかりしたのか7'39"。5周で走っていたとすると、単純計算で、43'46"。バイクをロードレーサーにしただけで今までのベストタイムを3分近く更新することになる。
教訓:自分をもっと信じよう、機械は過信しないように
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